IT業界の実情「会社員とフリーランス」

未経験からIT業界へ応募するには

会社員として働き続けるデメリット

会社員として働き続けるデメリット

会社員かフリーランスか

IT業界への転職を考えている人は、会社員かフリーランスかの分かれ道で迷うことが少なくありません。会社員なら安定した収入が確保できるメリットはあっても自由度が低く、フリーランスなら収入はもっと増やせるかもしれないけど不安定リスクがある。2つの選択肢を天秤にかけると、どちらにもメリットとデメリットがあって究極の選択に思えるかもしれません。会社員は経験があるため想像しやすいですが、フリーランスとしての経験がないと、どうしてもリスクが気になってしまうのもある程度しかたのないことです。では、本当に会社員は安心安全なのでしょうか。会社員として働くことのデメリットにスポットを当てて考えてみましょう。

会社員は専門分野が偏る

会社員は原則として仕事を選ぶことができません。はっきりと選べることがあるとすれば、就職や転職でその企業に応募するかどうかです。入社したら社内の方針にしたがい、求められている役割を精一杯こなすのみです。やってみたいプロジェクトがあったとしても、そのメンバーに入れるかどうかを決めるのは自分ではなく上司であって、やりたいかどうかにかかわらず、命じられればどんなプロジェクトでも力を尽くさなければなりません。これらは会社員ならごく当然のことですが、業務効率的にどうしても得意分野に仕事が偏ってしまうことは否めず、経験を重ねるほど専門分野が限られてしまいがちなのが最大の難点です。

理不尽なことが多い

時代と共に職場のあり方や上司と部下の関係も変わりつつありますが、まだまだ上下関係の厳しいところはたくさんあります。上下関係は社内だけでなく、元請けと下請けやクライアントとの関係などもあります。道理をわきまえた大人の関係であれば良いのですが、力を持つと下に高圧的な態度をとってしまう人や元請け、クライアントはいるものです。理不尽な要求や叱責、非難など、パワハラやモラハラと呼ばれる言動を繰り返す人も残念ながら大勢います。そのような人ほど要領よく昇進していることが多いもので、上司には良い顔をしているため問題も発覚しにくく、逆らおうものなら立場を利用してさらに部下を追い詰めてしまうこともあります。それに加えて長時間労働となると、生きるための仕事なのか仕事のためだけに生きているのかすらわからなくなるかもしれません。IT業界にはデスマーチという言葉があるように、過酷な労働環境を強いる企業がまだまだあるのも事実です。
もちろんここで列挙したデメリットが会社員人生のすべてではありませんが、職場の人間関係に恵まれないと、このようなことが自分の身に起きてしまうかもしれないのです。

TOPICS

  • 面白味を取り込んだ面接対策

    面接突破のポイントは、応募先企業が人材に求めているスキルと自分のスキルをできるだけマッチさせることです。

  • 会ってみたいと思わせる書類の書き方

    応募書類作成のポイントは、「この人に会って話をじっくり聞いてみたい」と面接官に思わせる内容にすることです。

  • 魅力あふれる仕事

    システム開発を行うIT業界での仕事は、業務範囲の広さと深さを知れば知るほどいろいろな魅力を実感できます。

PAGE TOP