IT業界への応募におけるポイント「面接対策」

未経験からIT業界へ応募するには

面白味を取り込んだ面接対策

面白味を取り込んだ面接対策

面接は面白味があるほうが良い

面接の場面では、緊張を乗り越えながら短い時間内で効果的に自分をアピールしてこなければなりません。面接官の立場になって考えてみるとわかりますが、面白味を感じる面接は印象に残ります。面接の場でいう面白味とは、面白いことを言ったりやったりするのではもちろんありません。IT業界に応募する人ならば、面接官と自分の会話がITの専門話で軽く盛り上がる程度のものと考えましょう。では、具体的にどのようなポイントを意識したらいいのでしょうか。

「聞かれたことには簡潔に答える」が基本

アピールしようと前のめりになりすぎると、ひとつ聞かれたらその答えだけでなく関係ないことまで語りすぎてしまい、結局自分でもどのような質問に答えたのかわからなくなることがあります。これを防ぐには、「質問の答えはまず結論から」を意識することが有効です。エンジニアがシステムのバグについての説明をクライアントから求められる場合、その経緯について専門用語を羅列しながら相手に説明するよりも、まずは結論から話して相手のわかる範囲で解説を加え、相手の質問を誘ったほうが伝えるべきことがしっかりと伝わります。面接での受け答えもそれと同じで、まずは相手の質問に対して簡潔に答えてから、必要に応じて具体的な話を出すようにすると効果的に自分をアピールできるでしょう。

自己PR戦略は理論的にまとめる

就職活動や転職活動でよく聞く「スキルの棚卸し」や「自己分析」は確かに大事ですが、IT業界が人材に求めていることは明確なので、企業が求めているスキルや人材像に自分がどれだけマッチしているかが伝わるようなPR内容にしましょう。ポイントは、自分のことをただ押し込むようにPRするのではなく、「欲しいスキルを持っていて、人物面に問題がなければ採用したい」という企業側のストライクゾーンをくすぐるよう、具体的かつ簡潔にスキルをPRすることです。

転職理由はスマートに

転職理由の根底には前の仕事への不満があることがほとんどで、採用する側も十分承知している暗黙の了解事項です。しかし、それを面接でストレートに話すなら完全アウトになってしまうでしょう。「前職の待遇が悪い」「上司と折り合いが悪い」「仕事がつまらない」などと他社面接で堂々と話す人は、もし自社で採用しても嫌になればまた転職し、自社の悪口を他社で同じように言いふらすのだろうということが容易に想像できるからです。だからといって嘘の話を創作してはいけませんが、前の仕事から次の仕事へとポジティブにステップアップするイメージで転職理由の構成を考えるようにしましょう。そうすれば、転職理由から志望理由へとキレイに話をつなぐことができるはずです。

TOPICS

  • 面白味を取り込んだ面接対策

    面接突破のポイントは、応募先企業が人材に求めているスキルと自分のスキルをできるだけマッチさせることです。

  • 会ってみたいと思わせる書類の書き方

    応募書類作成のポイントは、「この人に会って話をじっくり聞いてみたい」と面接官に思わせる内容にすることです。

  • 魅力あふれる仕事

    システム開発を行うIT業界での仕事は、業務範囲の広さと深さを知れば知るほどいろいろな魅力を実感できます。

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